人生は面白がることである

つぶやき

 「人生は楽しむのではなく面白がることよ」
 樹木希林さんの言葉だそうである。

 「楽しむのではなく面白がる」。なるほど、教訓じみてないのがいい。

 樹木希林さんは全身がんと公表していた。ずいぶん無理をしていたのだろう。
 どういうがんだったのか。

 再婚だそうだが、ご亭主は内田裕也氏。あまり知らない人だがなにかめちゃくちゃなことをした人という印象だけがある。

 何かのテレビで樹木希林さんと内田裕也氏が一緒に出ていたが、樹木さんは内田裕也に心底惚れていたのだなと感じたことがある。

 しかし人生、「楽しむ」ことと「面白がる」こととはどう違うのだろうかと考える。「楽しむ」には、人生は楽しいものであるという前提があるが、「面白がる」にはそれがない。そんな解釈でいいのだろうか。

 希林さんが亡くなられて7年。テレビに映った姿を思い出すと、この言葉通りの人だったな思う。

 こう言っては失礼だが、美人ではなかったということが、この人の人生のある部分を決定してしまったような気がする。

 ブログを書き始めて3年以上が経つ。何度書いても気に入った文体にならない。

 ブログは日記と違って他人の目に触れるから、それなりに筋の通った文章にしなければと考えることが頭の体操になると思っているが、逆にそういうことが、自分の気に入った文体にならない原因かもしれない。

 そうならこのブログはやめればいいがこれはこれとして、気に入った文体は別のブログに書くことにした。

 人は大した意味がなくても、死んだら判る、という文章を残したいものである。

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