3時予約の眼科に行く前に、3本しかない前歯の1本が根元から折れてしまった。
今朝9時に歯科医に行って定期検診をしたばかり。どこを見ていたのか。
しかし、ますます情けない顔になってしまった。
50代の頃、人と会う機会の多い仕事をされているなら前歯は大事。セラミックにされたらどうか、と言う歯科医に騙されて、前歯4本を人工歯にしてしまった。
保険はきかない。数十万円の費用を払った。その歯は見ためはよくても長くはもたなかった。
金儲けしか頭にない歯科医というのがこの世の中にいる。歯医者が保険のきかない治療をすすめたら要注意である。
眼科は今年3月に初めて受けた検診の経過観察。
視力は両眼0.8。少し白内障があるらしく、そのためいくらレンズの度を調整しても視力はこれ以上良くはならないらしい。
でも高齢者にはちょうどいい視力かも知れない。運転免許もこれならパス。
糖尿からの異状はなし。飛蚊症も網膜剥離につながるような危険なものではない。
白内障も、あなたが気になるというなら手術もひとつの選択肢、やりたくないというならそれはそれでいいのではないか、という女医さんの話。
お世話になりました、と診察室を出る。次回は半年後。
クリニックを出ると家内がエレベーターホールのソファーに座っていた。迎えに来てくれたらしい。ここからわが家まで、普通に歩ける人なら歩いて5、6分。夕方の太陽がジリジリときつい
酒と相撲が気になって、家内の肩を借りて少し急ぎ足になる。杖では急ぎ足はできないのだ。
人生、今まで自分のペースで生きてきたが、この歳になって妻のペースに頼らなければ酒も相撲も間に合わなくなってしまった。
私と妻はウサギとカメ。もちろんウサギは私。
ウサギは負けたが、でも私がウサギだったから今の生活がある、という自負がある。
ウサギはなぜ途中で寝てしまったのか。頸椎症性脊髄症のため歩けなかったのではないか。
カメさんはウサギさんが起きてから、家内のように一緒にゴールすればよかったのである。
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