ブログの検索機能で江藤というキーワードを検察すると10の表題が出てきた。一番古いので一昨年の1月。
10の内最初の2つは江藤でも江藤俊哉のこと。辞任した江藤元農水大臣のことは今年の4月10日から書いていた。
江藤元農水大臣のことはコメ不足の記者会見で知っただけで、もともと知っている人物ではない。そのブログを読み返してみると、あまり責任感のあるような人には見えない、というようなことを書いている。
私の観察力が鋭いということではなく、この人は誰にでもそういう印象を与える、極めて軽薄な人間であるということである。
今日、首相官邸に辞表を提出する際の映像のようだが、笑みを浮かべて記者たちに手を振っていた。神妙な顔付きではない。こんな人が冗談でも大臣になっては絶対にいけない。
以前こんな大臣がいたなと思ったら麻生太郎氏。サミットでのイタリアのベルルスコーニ首相との悪ふざけは見苦しいものであった。
同僚の総理大臣を、「なんて言ったっけ。かんとか言うんだっけ」と菅首相のことを記者会見で言った男である。
後任はどうやら小泉進次郎氏。江藤元大臣は軽薄な顔をして無責任なことをしゃべるから誰もが用心するが、小泉氏は一応まっとうな顔をしてもっともらしいことを口にするから始末が悪い。
マヌケな大臣がマヌケな大臣に代わっただけだ、と言うれいわ新選組山本太郎代表の指摘もあった。
こんなことを書くつもりではなかった。
裕福な高齢者の老後破綻がこのところ何度も取り上げられている。裕福な高齢者が裕福に過ごしては話にならない、ということである。
66歳元公務員男性。年金毎月30万円。定年退職金2,500万円。別に預金3,000万。「まさかの老後破産危機」 新婚の30歳長男に借金をねだったワケ。
80歳の男性。現在の収入は厚生年金が月25万円、妻の国民年金が月5万円ほどで、合計すると月30万円程度。60歳で大手電力会社を定年退職。 退職時には7,000万円ほどの資産があったが、80歳でほぼ貯えが底をついてしまった。
82歳の女性。3年前に夫が死亡。家賃の引き落とし不能の連絡。
裕福な生活ができると思っていたのに…年金額の誤解で陥った大誤算。
夫の遺族年金が月15~16万円入っていると思っていたが、実際の受給額はわずか月2万円。
それぞれ破綻の原因はある。同情できる場合もあるし、そうでない場合もある。
商売をしていた時、不景気になって仕事がなくなってしまえば、1億円などの貯えはあっという間になくなってしまうものであることを体験している。
人生年を取ったら打って出るべきではない。小心なくらいでちょうどいい。
「人生一寸先は闇」は若い頃のことではなく高齢になったときのこと。貯えに油断してはダメなのだ。
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