自民党の西田昌司参議院議員の、「ひめゆりの塔」に対する発言がよく判らない。
「日本軍がどんどん入ってきて、ひめゆり隊が死ぬことになり、アメリカが入ってきて、沖縄が解放されたという文脈で書いてある。歴史を書き換えると、こういうことになってしまう」ということが発言の骨子らしい。
しかし沖縄のどこの資料館にもそんなことは書いてないという。西田議員はむかし視察に行ったときそう理解し、そういう印象を持ったことを根拠としているようだ。
発言を撤回する気はないと言っていたが、9日、西田参院議員は発言を撤回・謝罪した。何を謝罪したのかが分からない。
西田議員も自虐史観からの脱却ということなのか。それは大切なことだと思うが、あの戦争で日本は何をしたのか。自虐史観からの脱却を叫ぶ人たちがそれを明らかにしようとしない。
選択的夫婦別姓制度を巡り、自民党は今国会への独自法案提出を見送る方針を固めた。既に一部野党の法案が提出されているが、今国会ではいずれの法案も成立しない公算が大きくなったと新聞は報じる。
法改正には戸籍法などとの整合性を図る必要があり、自民幹部は「拙速に法案をまとめるわけにはいかない。今、自民党が法案を提出しても議論が尽くされた状態とは言えない」と法案見送りの理由を説明。
別の幹部は「家族観にかかわることだ。時間をかけてちゃんとやるべきだ」と語った。
よくもまあ笑わしてくれる。「整合性」、「拙速に法案をまとめるわけにはいかない」、「時間をかけてちゃんとやるべきだ」
今まで自民党が一度もやったことのないことばかりではないか。
家族関係とは親族関係は制度である前に事実である。あまり制度にこだわるとまた堅苦しいことになる。
過去の家族観の先には何があるのか。何を目指しているのか。それを国民に明らかにしたらいいではないか。
日大沢田康広元副学長が、林真理子理事長に1000万円の損害賠償を求めた訴訟は、請求を棄却の判決。
日本大学アメリカンフットボール部(廃部)の違法薬物事件の対応を巡り、沢田氏が林理事長から副学長辞任を迫られたのはパワーハラスメントにあたるとして提訴したもの。
当時、沢田副学長の記者会見における傲慢な態度が話題になったことを思い出した。今でも人相のよくない人である。
日大から次席検事になっている。出世欲、栄達欲の強い人に違いない。
私大出の検事というのが結構多い。中央大学出身者などは伝統的に検事任官者が多い。私大出でも退任後箔がつくということらしい。
日大は嫌がる林真理子さんを理事長にした。全学を上げて林理事長を守らなければいけない。こんな検事上がりの男をのさばらしてはいけない。
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