選挙のために減税はある

つぶやき

 江藤拓農林水産大臣がコメ不足の記者会見に登場して以来、あまり信用できるような人ではないな、という印象がある。

 コメの価格が下がらないことに関して先日謝罪したが、それは「備蓄米を出しても店頭価格が下がらないということについては、責任を重く感じておりますし、申し訳ないと思っております」というものであった。

 「責任を重く感じております」と言うが、何に責任を感じているのか明確ではない。自分たちはやるべきことをやったのに店頭価格が下がらないのだから、こちらのせいではない、ということを言っているだけのことである。

 あまり信用できるような人ではないな、と思ったのは私だけではないようで、雑誌や新聞も取り上げていた。

 それを引用してもしょうがないことだが、私が考えていることと同じ指摘があったのでそのことだけ引用すると、「値上がりが一時的なものと判断したことが何より間違っていましたと謝罪すべきであった」

 この人はコメ不足を、オイルショックのときのトイレットペーパー不足と同じ、と考えているらしい。そのような発言をしたらしいのだ。
 どうも最初に受けた印象が当たっていたようである。信用できるような人ではない。
 
 しかし、大臣を信用できない、という予想が当たっていたということは自慢するようなことではなかった。どんな大臣にも「信用できない」という予想は目をつぶっていても当たるものである。

 立憲民主党が食料品に関する消費税ゼロを選挙公約に掲げるらしい。なんのためかといえば選挙のため。
 野田さん、枝野さん、江田さん、そして小沢さんといろいろ確執がある。

 自民党内にも同じような考えがあるらしいが、公約を掲げたとしても結局野党の手柄になってしまうからやめておこう、ということになるようだ。何を考えて政治をしているのか。

 どいつもこいつも選挙のことしか頭にない。まず1番に選挙があって、その後に政治がある。

 そういうものだろうと思うが、そうであれば毎年選挙をしていれば国民ファーストの政治が行われることになる。
 そうすると国は破綻してしまうのかもしれない。政治とは難しいものである。

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