「高額療養費制度」の見直しが議論されていたが、結局今年8月からの負担上限額引き上げは予定通りに実施されるらしい。
なんでもかんでも縮小削減しなければならない時代。仕方のないことと思わなければいけないのだろうか。
受益者負担が福祉政策の基本であるならば、政治はバカでもできる。
国民の負担を上げるなら、国会議員の数も減らすべきだ、と政治家になった漫才師が言った言葉を思い出す。
入院してなにより高いと思ったのは差額ベッド代。リハビリ病院などは手術をした病院と提携しているようで、手術後退院と言われた日は、リハビリ病院入院の日であった。
わずか1週間足らずの入院で、足腰が弱ったとは思えないが、退院したらリハビリ病院へ、という仕組みは出来上がっているようである。
リハビリ病院というところは大部屋と言われる一般病室のベット数より個室の方が多い。リハビリ入院は何か月も入院期間が予定されているから、1泊15,000円の部屋に3ヶ月もいたら135万円かかる。
東京の私立病院などは1泊3万円以上らしい。知人が入院した際、大部屋は空いていないので個室に入らざるをえず、大変な金額を払ったという話を聞いた。最初から個室ということになっているのではないか。
リハビリなどというものは、病気によっては効果があるのかないのか、ハッキリとしたものではない。
高額医療費とは関係がないが、みのもんたさんは牛タンをのどに詰まらせたことが死因らしい。パーキンソン病を発症していたから嚥下力も落ちていたのかもしれない。
焼き肉は喉に詰まりやすいような大きさであり、溶けることもないから年寄りには危険な食べ物である。しかし小さくて薄くてはおいしくない。
もんたさんのご冥福を祈る。
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