G7はコード名ではない

つぶやき

 ゼレンスキー大統領が来日したようだ。NHKは中継をしたらしいが、命を狙われているような人の現在地を放送するとは日本の危機管理はどうなっているのかと、外国人記者が批判しているらしい。

 NHKにしてみれば、一人の有名人が来日したから中継しただけということだろう。平和な日本からすれば、「言われてみればそうかもしれないな」という程度である。

 中村逸郎という大学教授が2,3日前のネットで、「ゼレンスキーはもう日本に来ていますよ」と言っていた。私はなんでも知っているんですよ、といういつもの口調である。

 この人については以前も少し書いたことがあるがちょっとおかしいのではないか。
 大学教授の肩書を持つコメディアンではないかと思う。
 筑波大学名誉教授というが筑波大学にとって何が名誉なのか。

 名誉と言えば創価学会の池田名誉会長がG7の開催に先立ち提言を発表した。核兵器の使用や威嚇は許されないというメッセージを力強く発信するよう求める、という内容のようだ。

 かつてゴルバチョフ大統領に有無を言わせず一方的に親しげな握手をしたときと似ている。ゴルバチョフさんはびっくりしていた。なによりノーベル平和賞が欲しいらしい。

 長い間その動静が心配されていたが、お元気であるならそれに越したことはない。

 しかし提言は文書でなされたのか、映像なのか、録音なのか、何もはっきりしたことはない。提言はあっても本当に元気であることを相変わらず祈るしかない。

 鈴木宗男議員という人も昔からおかしなことをやる人だ。
 「ゼレンスキーだけ呼んでどうする」と正論のごときことを言っているが、侵略している本人を呼ぶことなどそもそもあり得ないことではないか。

 以前疑惑のデパートと言われた人である。今は日本維新の会に所属しているらしい。
 政治の世界は〝捨てる神あれば拾う神あり〟の世界なのだな思う。ロシア通と言われているようだが何の通なのか分からない。

 しかしロシアという国が心配になってきた。どうやら国力もそんなにあるようには見えない。

 ロシアに友好的という国もプーチンの無謀を見てはそうは支援するわけにはいかないであろう。

 どうして産業がもっと発展しなかったのであろうか。いくらでも湧き出る天然ガスのせいで、何もしなくても食べていける国だったらしい。

 しかし食べていたのは一部の支配階級だけで庶民は貧しいという話もある。破れかぶれになったら何をするか分からない怖さがある。
 昔の日本も破れかぶれだったが、幸い核を持っていなかった。

 G7に出席するため来日したと思われる外国の女性が、日本の電気自動車の少ないことに驚いたという。日本は世界をリードする先進国と理解していたようなので、当然日本の道路は電気自動車だらけと思っていたようなのだ。

 日本は地球温暖化とか二酸化炭素の排出削減とか電気自動車のことでもいち早く反応するが、具体的な動きになると鈍い。

 電気自動車もずいぶん前から言われているような気がするが、業界はそんなに慌てることもない、という感じである。我々や ユーザーもEVはもっと先のことかな、と思っている。世界と大分ずれているようだ。

 厳島神社を各国の偉い人達はどう感じるのだろうか。
 以前、伊勢志摩サミットのときは伊勢神宮に参拝した。その感想を求められたある国の大統領が、低層の木造建築の貧弱さを語っていた。

 率直な感想だと思う。欧米と違って日本の神様は地味好みで壮大壮麗というわけにはいかない。

 厳島神社は伊勢神宮とは違って赤く派手である。しかし水中にある建物となればベニスがある。

 外国人に日本の箱庭的な景色はどう映るのであろうか。京都の祇王寺など、外国人に拝観料を払わせては気の毒である。

 富士山麓の忍野八海、日本人が見てもとても観光地とは思えない。ただの水たまりである。(了)

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