8月のつれづれに

つぶやき

 9時過ぎに削り節を買うため川越の乾物屋へ。
 いつもは人混みでごった返しているが、暑さのせいか時間が早かったのか、あまり人出がない。

 川越の町も小江戸ということで観光に力を入れているようだが、今では外国人ばかり。以前入った店の店員さんが言うには、外国人の売り上げで町がもっているという。

 大した観光名所があるとも思えない。「蔵造の町」と言っても外国人にはどのように映るのだろうか。ソフトクリームや芋菓子を食べ歩くのが川越観光のようだ。

 蔵造の町に電信柱や電線がないのはいいことだが、外国では当たり前のことらしい。日本ほど電柱や電線の多い国はないようだ。

 しかしあらためて我が家の周りを見渡すとひどいものである。蜘蛛の巣のようだというが蜘蛛の巣よりひどい。電線はあっちから引っ張り、こっちから引っ張りなんの脈絡もない。蜘蛛の巣の方が整然としている。

 地震が来れば電柱は倒れ、足元は電線だらけになる。逃げる間もなく感電死ということになるのではないか。
 
 電線は地中に埋めるべきだと思うが、日本の社会はこれができない。何人もの人が死ぬような大事故がおきない限りほったらかしとなる。

 日本という国は、高いところから日本を見つめている人がいない。政治は選挙のことしか頭になく、官僚は自分達の利権を守ることしか関心がない。

 外国人の移民問題。外国人による日本の土地の買い占め問題。問題の所在すら気がついていない。

 外国人労働者の受け入れは安倍政権のときであった。長期的なビジョンに裏付けられた政策とは思えない。
 
 外国人が日本で生活をすればどういう問題が生じるのか。まったく想像力がない。ただ働くということではない。生身の人間が生活するのである。

 今年の夏はよくエアコンを使う。昼間はリビングと私の書斎をつけっぱなし。
 夜は私と家内の寝室を朝までつけっぱなしである。高い電気代になりそうである。

 東京電力ホールディングスは7月31日、2025年4~6月期の連結決算で、最終赤字が8,576億円に達したと発表した。福島第一原発の廃炉作業に関する特別損失9,549億円の計上が主因とある。

 しかしものすごい金額である。これで倒産しないというのもすごいし、電気代が安くなるはずもないと思う。

 原子炉の廃炉。具体的にどういうことなのか分からないが、一説には不可能という話もある。最近福島原発はあまり話題になることがないが、日本は大変な負の遺産を背負ったことになる。

 でも嫌なことは考えない。忘れる。南海トラフも首都圏直下も富士山噴火も台風も原発事故も、考えてみればみんな同じ。日本は災害の国であった。
 
 嫌なことは考えない。それしかない。

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