近所の奥さんは1日13,000歩歩くという。聞けば軽度の糖尿病である。さほど深刻な病状ではないが、薬を飲みたくないから毎日歩いているそうである。
あまり長生きもしたくない、と言っているようだが、その割にはよく歩く。毎日13,000歩というのは簡単なことではない。
「一日1歩、三日で3歩」の歌は糖尿病ではなく、リハビリ患者の応援歌であったようだ。
高齢者になったらプラス思考で、病気のことなどにこだわらず、気楽に生きていった方がいい、という話はよく耳にするが、この話はそう言った人が病気になった時どうしたか、という話の後編を見なければ意味がない。
古賀誠さんの息子という人が世間を賑わしているようだ。あまりいい書き方はされていない。
息子さんに興味があるわけではなく、久しぶりに目にした古賀誠という名前にいろいろ思い浮かぶことがある。
古賀さんはすでに政界を引退されている。現役時代、野中広務氏と一緒に行動を共にしたことが多かったように見受けるが、このお二人を見ることが怖かった。
お二人とも強面ということもあるが、なにか画策とか術策とかそんなことをイメージしてしまうのである。
何か月か前、新聞に大きく古賀さんが取り上げられたことがある。早くして父親を戦争で亡くし、遺族会や靖国神社問題などに活躍され、誰よりも平和を強く望む人柄が書かれていたように思う。
この記事を読んでホッとしたものである。古賀さんはいい人なんだ、日本のために努力した人なんだと思った。
そういう古賀さんの息子に関する記事を読むと、とても残念な気がするのである。
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