高齢者は危険でもある

つぶやき
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 息子が免許取りたての頃、「高速道路が一番危険だからくれぐれも注意するように」と、先輩ドライバーとしてアドバイスしたら、「交差点が一番危険じゃん」と言う。
 
 「どうして」と私が聞くと息子は、「人が一番いるところじゃないか」と言う。

 確かに、人身事故というのは人のいない所では起きないものである。
 息子の言葉に感心したことがある。

 しかし人のいるところでも、人は信号を守り、飛び出しもせず、道路を渡るときは横断歩道を歩くことになっている。
 
 人の歩いていない高速道路であろうと、人のいる交差点であろうと、車の運転者が十分注意していれば、事故は起きないことになっている。

 しかし事故が起きる。人が歩いてはいけない所を歩いている。前後左右を確認もせず道路を横切る。 

 事故になれば車運転者の前方不注意となる。今まで直進していた自転車が突然道路を横切っても前方不注意となる。

 ドラレコを見てもらえば分かると警察官に見せれば、「前方に自転車に乗った高齢者がいるのだから、突然道路を横切ることは予想できたはずだ」と言う。
 
 ドラレコは、高齢者の無謀な道路横断を証明するものではなく、前方に道路に飛び出した高齢者がいるのに、車を止めなかった運転者の責任を証明するものになる。

 事故を起こしたわけではないが、高齢者にも交通警察官にも、気をつけなければいけない。彼らは何も考えていない。

 高齢者は、道路は自分のものだと思っている。警察官は、車を運転する者はみんな犯人だと思っている。

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