関わってはいけない人達

つぶやき

 孤独死した従弟の相続人は、相続を放棄するべきだと思うが、しっかりと相続するらしい。被相続人の死を知らなかったような人がなぜ相続人になるのか。

 従弟の母親が、結婚した相手の子供と養子縁組をしたなら、その男も従弟を養子にしなければおかしい。何のための養子縁組だったのか。

 結果として、相続人不存在による裁判所への申し立てのために蒐集した資料は、血のつながりのない相続人を探し出したことになり、従弟の預金やマンションの権利はすべて相続人のものとなる。
  
 従弟は母親の養子と法律上兄弟であったことを知らないまま死亡し、遺産は棚ぼたのように養子のものとなる。従弟の孤独死に伴ういろいろな手続きに奔走した親族には相続権が認められない。そんなバカな、という事態を法律制度というものは作り出す。

 相続人は92歳と66歳の母と娘である。
 従弟の孤独死に関する経緯を、ワードでA4のコピー用紙6枚にして郵送したが、そのことについてなんの連絡もない。

 ただ連絡があったのは、従弟の所有するマンションはもっと高く売れるはずであるから、自分たちのほうで別の不動産会社に依頼する、というようなことである。 

 保管している通帳や生命保険証などを相続人に郵送しようと準備をしたが、説明文などを書いているうちに馬鹿らしくなって、当方に取りに来るようにとの連絡をした。

 66歳の娘は、仕事をしているのでそちらを訪ねることは難しい、と言う。
 何を言っているんですか、人ひとり死んだことの話ではないか、こちらから言うまでもなく、そちらからご挨拶に伺いたい、というのが筋ではないか。
 スケジュールを調整して連絡しますという回答。どういうものか知らないが、ダンスの講師をしているらしい。

 人と話をすることがとても不愉快である。そういうことでは一番避けなければならないことをさせられてしまった。

 戸籍関係の取り寄せで、このところ市役所や区役所の公務員と話をすることが多い。なるべく関わり合わないように極く事務的に話していたが、自分たちが書類を見落としているのに、こちらのせいにする。

 「送り忘れました」という一言で済む話を、こちらの書類の書き方が悪いという。それなら連絡先の電話番号を記載しているのだから連絡をくれればいい。

 それでなくてもこのところ怒りやすい。好きな人はいないだろうが、責任を回避する人間が最も嫌いである。

 公務員というものは、組織的に責任を回避する教育を受けている人たちである。まともに向き合ってはいけないのだが、「住民の皆様のお役にたちたい」などと善人ぶる教育も受けているから始末が悪い。

 ある作家が言うように、社会に出てこられては迷惑な人たちが公務員である。
 市民がお金を出し合って、庁舎内から社会に出ないようにしたのが公務員制度である。

 きついジョークであるが、本当にその通りだと思う、昨日の区役所職員の対応であった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました