連日とんでもない暑さが続く。車の塗装が溶け出してしまうのではないかと心配である。
一昨日、埼玉県で竜巻が発生したようだ。川越でランチを楽しんでいたが、店の窓が風でこじあけられてしまった。竜巻だったのかもしれない。
日本の家屋は、冬の寒さより夏の暑さをしのぐように工夫されているという。高床式というのはそういうことらしい。
しかしそれも場所による。京都あたりの冬は寒いというが、東北の寒さとは比較にならないであろう。
京都の公家さんたちは、冬の寒さはしのげても、夏の暑さはこたえたらしく、京都には高床式の貴族の屋敷が多いが、冬はそんなに寒くはなかったということである。
福島で、棺桶のような箱を見たが、部屋がすきま風で寒く、その箱に入って寝るのだという。高床式などにしたら死んでしまうだろう。
夏の暑さが我慢できないというのは贅沢ということである。
昔の暑さは我慢できたが、寒さは命に関わることであった。しかし今は暑さも命に関わるようになってきた。エアコンは涼しさのためではなく、命の維持に必要不可欠なものになってきた。
電気は国営にして安くしなければ、年寄りたちはバタバタと死んでいくのではないか。冷房は贅沢という意識が年寄りにはある。冷房はもはや空気と同じである。
小池都知事に関するその後の話がない。公職選挙法違反、学歴詐称問題である。検察は捜査しないのか。
特捜部出身の若狭弁護士は、立件されて小池さんは失職する可能性があるという。この人の言うことだから信用できないが、そろそろ検察も何か始めたらどうか。
地検特捜部に対する批判がされている。現代ビジネスというネットメディアが、「検察は事件を作る」と、冤罪事件について大物弁護士が著した内容を掲載している。
村木厚子さんや大川原化工機などに対する冤罪が糾弾されても、検察は屁の河童のようである。メディアは総力を挙げて検察批判をすべきである。
検察には、自分たちは正義を行っている、という自負があるらしい。
狭い窓から社会を見ている人たちである。正義の意味が分かるとは思えない。
10数年も前に送られてきた、大学の同級会開催の案内書に同封されていた同級生の文章を初めて読んだ。
その同級生は夜間大学4年の時に司法試験に合格し、修習後検察官になった。
その文章は、彼が定年退官して母校の学生たちに、検察官という職業を紹介する文章であった。
その中になぜ自分は検察官になったか、という記述があった。
「裁判官はみんなエラそうで気取っているから嫌だった。弁護士は依頼人からお金をもらうことになるから嫌だった」
彼の話を検察官の一般論とする気はないが、「エラそうなことはやりたくないが、人に頭を下げてお金をもらうような仕事もしたくない」
だから冤罪が起きるのだ、と言う気はないが、冤罪が起きそうな気もする。
特捜部の検事は定年後、反社会組織の顧問弁護士になる人が多い。その理由は、依頼人に頭を下げなくても顧問料が払われる、ということにあるらしい。
組織の人間に「先生」と言われることがうれしいらしい。
声優の小原乃梨子さんが亡くなられた。ドラえもんののび太、ヤッターマンのドロンジョ、ハイジのペーター。お顔は知らなかったが、小原乃梨子という名がとても綺麗に思えた。ご冥福を祈る。 (了)
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