「ちょいとおにいさん、早いわよ」。もちろん進次郎君の話である。
選挙第1報は当落ではなく、「小泉進次郎辞任」だった。
「選挙対策委員長の私の責任。まだ結果は出ていませんが、私の力不足で申し訳ない。全て私の責任」と言って、投票日の翌日には辞任してしまった。
結果は出ていないのに辞任する。責任は取った、潔く身を引いた、ということになると思っているようだ。
それにしても手際がよすぎる。選挙前から辞任の弁を用意していたようだ。力不足と言っているが、もともと力をもっていたのだろうか。
こういうのを、逃げ足が速い、機を見るに敏、嗅覚が鋭い、泥船を見捨てる、と言う。
あまり頭脳優秀な人ではないと言われているが、世渡りは知っているようである。
しかし小泉氏を選挙対策委員長にしたことが誤りであった。この人は「対策」ができるような人ではない。
人気があるから選挙の顔として起用したらしいが、いつまでも人気で政治ができると思っているから自民党は負けた。政治は芸能界ではないのだ。
こういう人が「次を見据える」から、いつまでもよくならない。
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