「総理が何をやりたいのか分からない」、と岸田首相に対する批判がやまない。しかしそれでいいのではないかと思う。安倍さんを思い出すまでもなく、総理大臣に何かしたいことがあったら国民にいいことであるはずがない。
滅多にテレビは見ないが、それでいてもコマーシャルだけは記憶に残る。そのようになるように目立つための演出がされているのだろう。
アンミカという韓国のタレントさんを見ない日がない。すごい人気のようだ。しかし彼女のコマーシャルはなにか無責任というか、なんでもいいから出演するという感じである。あの笑い顔は無国籍である。
これもテレビのことであるが、女性タレントや評論家や美容家といった人たちの顔が前とずいぶん変わったような気がする。
美しくテレビに出たいという気持ちは良く分かる。気持ちが良く分かるなら何も言うべきではないが、往年のダイナマイト娘と呼ばれた人のこともある。年寄りとしてはあの悲惨な顔は心配になることである。
ラジオの深夜番組でボニージャックスの「1週間」と言う歌を聴いた。もちろん若かりし頃歌ったこともある歌である。
聴いているうちにあまりの馬鹿らしい歌詞に腹が立ってしまった。こんな歌を歌っていたのかと情けなくなった。いい青春になるはずがない。
通所リハビリというところに通うことにした。介護保険の保険証があれば自由にリハビリ施設に行けるものと思っていたが、介護保険はいろいろ取り決めがあるらしい。
地域の包括センターというところからいろいろなパンフレットが送られてきたが、見るのもうんざりするほどの量である。
電話でかいつまんで説明してもらったが、通所リハビリというところに行くしか他に手立てはないようである。
デイサービスみたいなところですかと聞くと、スポーツジムに近いです、という返事。それなら行ってみようか、という気になった。
このところ女房の血圧が高い。11月は毎年体調を崩すという。医者に一緒に行き、いつものより少し強い降圧剤が処方された。
薬局に行ったら在庫がないという。明日には入荷するというがことは血圧である。待つわけにはいかない。他の店にあることを確認してもらって、2駅離れた町に取りに行った。
薬不足の影響なのか分からないが、ジェネリック製薬会社の不祥事が続き、薬は不足気味であるという。こんなことで薬が足りないとはなんという社会なのだろうか。
今日はフランスマルセイユから来た青年との別れの日である。3週間前に娘の家にホームスティで来日していた。
16歳、青い目、きれいなブラウンの髪、背は180センチ、イブ・サンローランの香りを漂わせるハンサムな青年であった。
ラーメンやおにぎりを好んだ。日本の町はきれいだというが、家並みのごちゃごちゃには驚いたことだろうと思う。何を感じて帰るのだろうか。
恋人がいるらしい。すぐにでも会いたいというのが今の気持ちのはずである。
我が家の前隣りのご主人を3ヵ月ぶりくらいに見かけた。杖をついて歩いている。
脳梗塞かと勝手に想像していたが、手足に麻痺はなさそうである。ひょっとしたら私と同じ頚椎症か狭窄症だったのだろうか。
ご近所でありながらほとんどお付き合いはない。わざわざ聞くのも変な話。ともかく無事に帰られて、他人事ながらよかったと思うばかりである。
この2、3日、25度にもなる気温が続く。もはや異常気象とは言えないようだ。
秩父ミューズのイチョウは落ち始めていたが、我が町のイチョウはまだ色づいていない。(了)
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