繁盛しているラーメン店が1日に売る量は100杯くらいらしい。
1杯1,000円として25日の営業で250万円。
ここから材料費、光熱費、家賃、人件費などを払って、経営者の手元にはいくら残るのだろうか。
しかし1日100杯売る店は、ラーメン店としては大成功ということらしいから、普通の店では1日50杯も売れればいいほうなのだろうか。
しかし50杯というのも、繁盛していなければ難しい数である。ラーメン屋さんというのもそんなに儲かる商売ではないらしい。
ラーメン屋の倒産が続いているらしいが、原因は「1000円の壁」のみではない、という記事があった。
≪ラーメン店「倒産ラッシュ」の裏に「私語禁止」「食わせてやる」ゴーマン体質≫
私はラーメンは好きだが、うまいラーメンを探して食べ歩く、というようなこだわりは全くない。
店主が不愛想とか、威張っているとか、私語禁止の貼り紙があるとかの話はずいぶん前から聞いているが、経験したことはない。
私の場合、店に入った瞬間、「なにかありそうだな」と感じたら帰ることにしている。注文して金だけ払って出てくることもしょっちゅうである。
儲かれば人はゴーマンになる。ゴーマンになってそのまま倒産してしまう人は偉い。
いつもゴーマンであった蕎麦屋の亭主が急に愛想よくなった。
ゴーマンをやっていて、急に愛想がよくなるのは、ゴーマンであるよりよくない。
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