血圧と血糖値で掛かっている医者から、1年に一度は眼科に行くようにと言われていたが、このところ何年どころか20年近くも眼科に行ったことがない。
最近日差しをきつく感じるので、とっくに白内障の年齢、眼科に行ってみるかという気になった。
「眼医者が掛かりたい眼医者」という眼科が我が町にあるが、歩いて行くには少し遠い。瞳孔を開く点眼薬をされるであろうから、近いところでないとまずい。
近いところに眼科はあるが、スーパーマーケットの2階。それもラーメンチェーン店のトイメンにある眼科。
こんなところにあるような眼科はちゃんとしたものではないと以前から思っていたが、歩いていくにはここしかない。
予約制ということで電話を入れると、今のところ先生は予約が一杯で3週間先という。代診の先生でよければ2週間先にとれるという。
最初から代診の医者がいるということはどういうことなのか。
ラーメン屋とか買い取り屋とかが入っているフロアーで開業するような医者。代診の医者まで使って薄利多売を狙っての藪医者かと考えたが、検査だけにして、もし何かあったら、「眼医者が掛かりたい眼医者」に行けばいいと考え直して、代診の医者の予約をした。
眼科は年寄りの患者ばかりという話を家内から聞いているが、意外にも若い人が多い。予約した時間は4時近かったが、午前中は年寄りが多いのかもしれない。花粉症の時期で特に混んでいるようだ。
待合室のソファーは満席であったが、ほぼ予約時間に検査が始まった。視力検査から眼圧、眼底検査までひと通り終わって診察室に呼ばれた。
代診の医師はなかなか体格のいい女性。
検査結果は特に大きな問題はなし。糖尿病関連の疾患もなく、網膜剥離になるような飛蚊症の兆候はない。白内障はあるが生活に支障を感じなければ手術の必要なし。
やれやれである。終って5時半。ずいぶん日が伸びた。
行きも帰りも近所の知人とすれ違う。杖をついて歩く姿を近所の人に見られたくないのだが、知人もみんな杖をついている。すれ違って振り向くと知人も振り向いている。
思っていたほど点眼薬の影響はない。これなら車の運転に支障はない。次回は7月だが、キャンセルして車で行く眼医者にしようと思う。
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