風邪をひくと鼻が利かなくなり、何を食べても味が分からなくなったものだが、コロナも全く同じようなものである。
朝食にキムチやワサビ漬けなど匂いのきついものを入れてみたが、うんともすんともである。
コーヒーを入れ始めて、入れてもしょうがないなと気がついたが、やはりなんの香りも味もしなかった。
最長でも1か月くらいで元に戻るということだから、しばらくの間味覚障害につき合うしかない。
日本橋のデパートで純金の茶碗が盗まれたが、犯人は間もなく捕まった。
デパートの警備態勢に問題はなかったのか、なぜ鍵をかけていなかったのかといろいろ取りざたされているが、そんなことに関心はない。
大体1000万もする茶碗などまともなことではない。
いわば通りすがりの犯行で、犯人は街の人込みの中に紛れてしまう。昔であれば迷宮入りとなったかもしれないが、すぐに捕まるだろうと思っていた。
東京のど真ん中でのことである。張り巡らされた監視カメラが犯人を逃すはずはない。犯人が、デパートを出てから帰宅するまで、すべて映像に残っているのではないだろうか。
水原通訳の窃盗事件でアメリカの捜査機関は、携帯電話のやり取りの記録を入手していたようである。
秘密保護とかプライバシーとか言うが、大谷選手の潔白を証明するうえでは結構なことであったが、なにか吹っ切れないものを感じる。
テレビドラマの相棒などでは携帯の通話記録の再現シーンがよくある。日本でも当たり前のことになっているようだ。
監視カメラは防犯カメラと呼ぶことになっている。テレビなどでは監視カメラという言葉は使わないことになっているようだ。。
犯罪の捜査には利用しないと言っていたように思うが、もともと監視カメラとしての機能を目的としたものである。監視カメラと言っては露骨すぎるのである。
しかし防犯と言うが、あまり防犯には効果が無い。犯罪者が監視カメラで犯罪を思いとどまるなどということはない。
純金茶碗の犯人はまだ若い男であったが、犯罪者という感じがあまりしない。
「盗れそうだから盗った」、という言葉になにか実感がある。趣味の散歩中のことであったらしい。
しかしすぐに換金したというのだから、若い男の趣味の散歩中の出来心とするわけにはいかないだろう。常習犯かもしれない。
野球少年であった大谷選手に、水谷通訳の背信はつらく信じがたいものがあったことだろう。連日それを忘れようとするように活躍しているが、彼のメンタルに影響がないはずはない。
水谷通訳は、いっぺいさんと親しみを込めて呼ばれたことがあったが、かなり悪質な人間であったということになる。確かに人相的にはいい顔ではなかった。
灰田勝彦さんが昭和20年代の中ごろに歌った「野球小僧」は、「凄いピッチャーでバッターで」あった。
今から70年以上も前から大谷選手の応援歌はあったようである。(了)
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