東京湾群発地震

つぶやき

 「誰もが心配していることは口に出すべきではない」と言うが、誰もが心配しているならば大いに口に出すべきである。もちろん地震のことである。

 昨日長野県北部で震度5弱の地震。大分県では群発地震が起きている。
 今日のネットには≪東京湾の地震「海山」が沈み込み活発化か 首都直下クラスの地震が発生する可能性も…≫とある。

 東京科学大学の中島教授が、「……地震の巣の領域が一気に破壊された場合は、首都直下地震で想定されるマグニチュード7クラスの地震が発生する可能性がある」と指摘しているのである。

 地震は予知できないから対応しようがないということではない。危険が迫っているならば、たとえそれが誤報であろうとも、地震警報を何度でも出すべきである。
 
 人々は争って水や食料を買い込むことになる。スーパーやコンビニの棚はすぐにカラになる。それでいいのではないか。それを繰り返せば、今まで地震対策をしていない人たちも、みんな真剣になって大地震に対する準備をすることになる。

 超過密都市での大地震は世界的にまだ経験がない。政府はこのことを分かっているのだろうが、国家的な方策を出していない。
 
 国家の存亡に関わるというのに、「仮定の話には答えを差し控える」と政府は言ってきた。そんなことを言い始めたのは菅さんが官房長官のときからではないか。

 差し控えるということは、思考を停止するということである。差し控えると人間はボケてしまうのである。格好良く記者の質問をいなしてきたが、自分がうつろになってはなんとも惨めである。

 今晩も果たして眠りについていいものなのか。地震は昼間とは限らない。
 やっと春になり、冬に地震が無くてよかったと思っていたが、ネットに真夏の地震は勘弁してほしいという投稿があった。言われてみれば真夏の大地震もひどいことになる。暑いし物は腐る。

 寒くもなく暑くもない穏やかな時に大地震は起きて欲しい。アップライトピアノが部屋を飛んでいくような光景は見たくない。

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