「明け方ひさしぶりに揺れを感じる」と、このブログに書いたのは2月末のことだった。その後も幸いなことに地震がない。しかし通り過ぎたわけではない。毎日地震を気にして生活をしている。
岡崎彩咲陽さんが殺害された事件の犯人が逮捕された。被害者の名前は「あさひ」と読むらしい。
いっときは交際関係にあった男による犯行。ストーカー事件ということだが、殺して焼いて遺棄してと、若い男でも誰でも人間には残忍さがある。
被害者とその家族は警察に相談していたらしいが、当初はストーカー被害の相談を受けていた認識はなかったと警察は発表している。
父親は警察の捜査が間違っていたから娘は殺された、と言っている。その通りだと思う。
警察は事件にならなければ何もしない。殺されてから来てくださいという警察の体質は変わらない。事件を未然に防ぐ業務マニュアルを全く持っていないのである。残念なことだが警察は頼れるところではない。
若い娘さんを持つ親は、娘さんの恋愛関係には関心を持たなければいけない。
知ったところでどういうことなのか分からないが、昨年8月にコメの先物取引が開始されたということは知らなかった
先物取引といえば、商品取引会社の営業マンが、「今日は何人殺した」という隠語を使っていたように、詐欺まがいの手口で投資家を騙す商売のことである。
コメは先物取引が始まったと同時に値上がりしたと指摘する人がいる。
もっと早くコメの先物取引が認められていれば、今回のコメの高騰はなかったという話もある。この辺を理解するのはかなり難しい。
ともかく私の印象には、「先物取引」は悪、という認識しかない。
兄が20歳の頃、それまで働いて貯めた金全部を商品取引会社に騙し取られ、さらに損金を埋めるという説明で、多額の追い金を請求された。
最初は預けた金が増えていると喜んでいたものだったが、あっという間に全額失ってしまった。
欲をかいたわけではなく、田舎の祖母が亡くなったとしたら、母親が恥をかかないで済むようなお金を貯めておきたかった、ということだった。
人に騙されるということを知った。あの落胆は可愛そうであった。
夫婦別姓に関して、全く関心がないという考えもある。女性からすれば苗字を変えることが結婚ということになる。好きな男性の苗字に変わるからうれしい、ということらしい。男が苗字を変えるのは、幸せなことにはなっていない。
だから選択的別姓でいいのである。簡単なことだし、なんの問題もないと思うが、政府の腰は重い。歴代の首相には猫に鈴である。
深夜のラジオで、「悲しくてやりきれない」を聞く。この歌を聴くと越生の山荘を思い出す。山荘を購入したころ「私の青春譜」というCDを買い、山荘に向かう車の中でよく聞いていた。
今のところ「悲しくてやりきれない」ということはない。私の人生うまくいっている。この曲を楽しく聴ける人生であることは有難い。
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