実は人を批判できるような人間ではない

つぶやき

 各党党首の選挙第一声というのを聞くが、なんとも白々しい。
 公明党などはもう解散したらどうなのか。
 
 池田大作が亡くなって、党存在の意味がない。お座敷芸者のようなものである。

 そんなことより震度6が発生したトカラ地震。我が住む町で発生したら我が家は倒壊である。

 日本から脱出する人も出始めたというし、東京に住んでいる人は過疎地に避難を始めたという話もある。

 「日本の南端と台湾の間で何かが起きる」
 予言は当たっているではないか。しかし悪い冗談であってほしい。

 伊東市の市長。今日もワイドショーは取り上げる。
 ありゃあ、とんでもない人間だと思う。よほどのことをしてきた人間でなければあゝはできないはずだ。

 何をしてきた人間なのか。市長としての責任追及より、経歴を洗った方がいい。

 相棒再放送は「TAXI」。以前も再放送で見たことがある。くどい内容であった。だから見ない。

 出演者に気がついた。タクシーの運転手を演じた俳優。ひょっとして先日亡くなった人ではないか。60歳で死んだ俳優、ということが記憶にあった。

 さっそくウィキペディア。名前は斎藤歩。6月11日未明、尿管がんのため札幌市の自宅で死去。

 この相棒は2007年の放送。そのときこの俳優は42歳ということになる。

 北海道大学在学中に演劇の魅力に取りつかれ、演劇人としての道を選ぶ。
 
 がんによる余命宣告を受けてもなお演劇人としての生きる姿が、ドキュメンタリーとして制作されたらしい。

 私にとってこういう人がまぶしい。
 自分のやりたいことを知って、その道にすべてを生きる。

 やりたいことも分からず、なんの創造性もない士業に逃げ込んで、ぬくぬくと生きてきた自分を、恥ずかしいとは思わないが、なさけない人間だと思う。

 「あなたのように権力を批判してきた人が、その権力によって与えられた資格を職業としている。それは恥ずべきことではないか」という批判を受けたことがある。

 そのとおりである。

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