昨日は喉頭がんの定期検診。前回は6月30日。9月22日のPET‐CTの結果を踏まえての診断となる。
いつもの通り若い研修医。昨日は若い女性が研修医と共に診察室にいた。医学生のようである。
このところ喉に違和感を感じているので、発症から3年半、そろそろ再発とか転移になるのでは、と気懸りであった。
診察室に入ると、医師は PET‐CTの画像を見ながら、「ここが光っているでしょう」と開口一番。
「出ちゃったのか、まいったな」と思ったが、どこの部分が分からないので「どこですか」と訊くと、「顎の下です」と言って立ち上がり、私の顎を両手で触り始めた。
顎の下のリンパ節が光っている。「リンパに転移か」と覚悟したが、エコー検査をすることになった。
PET‐CTの医療施設のコメントは、「局所再発、遠隔転移を示唆する明らかな異常集積は認めません」。しかし「左顎下リンパ節に集積亢進が認められます。慎重にフォローをなさってください」
エコー検査の結果、喉頭がんの転移と断定できる所見はなく、医師はしばらく経過観察しましょう、ということになった。
私のことだからリンパ腫に関してしつこく医師に尋ねたが、触診やもともとの喉頭がんの悪性度からしてかなり楽観的な見解を話してくれたので、さほど心配することでもないと納得した。
まあしかし検査というものはイヤなものである。だが何も出なければしばらくは安心していられる。新車の納車に3ヵ月と言われるとそんなに待てないと思うが、検査の3か月はあっという間に来る。
次回は3カ月後の1月5日。松も取れぬうちに病院通い。しかし考えてみるとわずか3ヶ月後は新しい年になっている。
いい3ヵ月を過ごして新しい年を迎えたい。

  
  
  
  

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