天ぷらでなぜ美術館が建つ

つぶやき

 岸田内閣の支持率がかなり下がったという。
 しかしこういう調査は何人を対象にして行うのだろうか。いろいろ厳密な作業を経て出てくる数字だと思うが、調査対象が1,000人くらいという話を聞くと、そんな人数で率と言えるのかと思う。

 新聞社の内閣支持率は各社によって異なる時がある。ピッタリ一致ということはないとしても、首をかしげたくなるような差がある時がある。
 新聞社の立場によって異なるということらしい。

 なんとなくすべてがうやむや。統一教会もマイナカードもLGBT法案も。確かなのは増税だけ。
 税金や社会保険料の国民負担率が50パーセント近くになるという。五公五民という中学校で習った言葉が新聞に載っている。
 うやむやを質すのは難しい。柔道なら指導による反則負けなのだが。

 政治家は選挙のことしか関心ない。いやそんなことはない、国と国民のことを思って活動していると少しは信じていたが、やはり政治家は選挙のことしか関心ない。

 日本ほど殺人の多い国はない、と言っていいのだろうか。連日殺人事件が報じられている。霊媒師になることを反対した母親を殺害した娘がいた。母の死体を切り刻んでゴミ袋に入れて捨てた。まさかと思うような事件がこの日本で続いている。6歳の男の子はなぜ殺されなければならなかったのか。

 女優さんの不倫問題。猿之助さんの逮捕。この先どうなるのか関心がないわけではないが、どうなったとしても関係のないこと。
 猿之助さんには悪いが我々は単なる観客。いずれも週刊誌が絡んでいること。週刊誌の目的は世間が騒いで売れればいいだけ。彼らはジャーナリストではない。我々ももうすぐ忘れる。
 
 歌謡曲のくだらなさに憤慨する。大川栄策さんが歌う「さざんかの宿」。かなり売れたという。実に聴くに堪えない歌詞である。
 テレビがつまらないからCDを聴く。そのCDで憤慨するなら救いがない。シンフォニーを聴くか、歌の曲なら意味の分からない外国語の歌を聴くしかない。

 デパートが消えていく。年寄りは「寂しい」と言う。若者は「当然」と言う。時代が変わったということだが、差し替えたようだ。

 テレビショッピングで商品説明をする人たち。素晴らしい笑顔である。どうしてあんな顔ができるのかといつも思う。

 昨日事務機器の販売会社の人が突然2人で来た。前日コピー機の修理依頼をしたのだが、修理担当部署ではなく営業の人たちである。
 修理を断れば新しいのを買うと思ったらしい。修理と言っても単なる定期点検である。買う予定はないと言ったら修理点検はしないということになった。いやがらせだと思う。こちらのことなど何も考えていない。こんな会社がテレビコマーシャルをしている。ダジャレだけのCMである。

 企業が「社会のお役に立ちたい」というから社会は期待してしまう。儲かったら体裁のため少しはお役に立ちたい、ということである

 株で儲けたとか天ぷらで儲けたという経営者が美術館を建てたという。なんのことはない税金対策だったかもしれない。
 しまいきれなくなるほど買ってしまったから展示場にしたということではないか。

 「旬のタケノコでございます」と言って小さな付箋のような天ぷらが出てくる。溜まるわけである。(了)

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