国難だが考えてもしょうがない

つぶやき

 今日から9月。関東大震災から102年。 
 今年は阪神淡路大震災から30年の年でもある。 

 高度成長期以降、目立った大規模地震に見舞われなかった日本では、関東大震災を念頭に「地震による火災に最大の警戒を払えば大量死は防げる」という思い込みがあった。それを打ち砕いたのが阪神・淡路だった。
という記事を目にした。どういうことなのか。

 「大勢が生き埋めになる可能性が…」阪神・淡路大震災から30年、日本の地震対策の“深刻な課題”
という記事のことであった。

 生き埋めのことについては関心がある。今日は朝から耐震シェルターのことを調べていた。我が家は震度6弱で倒壊する。

 「国難」とも呼ばれる南海トラフ巨大地震が想定されている。人知を超えたものである。

 石破首相が南海トラフ巨大地震を想定した防災会議に出席。石破政権も石破おろしで壊滅の危機にある。腰を据えて地震対策ができたのだろうか。

 「表紙を変える」という話は岸田首相のときにもあった。
 お久しぶりに自民党の稲田朋美氏がマスコミに登場
 
 「人気者に表紙を変えたら支持が戻るというのではない。参院選大敗の理由は根深い」と稲田氏は一席ぶったらしい。
 
 今日のお昼ごろのテレビに小泉進次郎氏が出演。
 大下キャスターが「総裁選前倒しとなれば出馬しますか」としきりに仕掛けるが、進次郎君は、「仮の話はすべきではない」といなす。

 仮の話をするのが政治である。いつごろからか「仮の話には答えない」という風潮ができた。詭弁の政治家小泉純一郎あたりからではないか。

 しかし表紙を変えれば自民党は再生する。
 表紙は進次郎でいい。そんな程度なのである、日本の社会は。
 
 石破さんは何しろ暗すぎる。二枚目でない。人に好かれる要素がない。

 日本の社会は、かつて一度も民衆が社会を変革したしたことがない、と指摘されているが確かにそのとおりである。

 国民は愚かなのではない。政治に期待していない、ということなのではないか。
 
 政治の失敗はすべて国民が負う。むかし天候不順で飢饉となればどのくらいの人が餓死したのか。

 太平洋戦争でどのくらいの日本人が死んだのか。国はまだその数字を正確に把握していない。
 むかしからそんな程度なのである。

 
 

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