伊佐沼の春

つぶやき

 あいにく小雨まじりの天気であったが、昨日川越伊佐沼の桜を見に行く。伊佐沼に行くようになって4度目の春であるが、今まで伊佐沼の桜を見たことがない。

 どこで伊佐沼を知ったのか覚えていないが、3年前喉の手術後退院した翌日の4月13日にここに来ている。
 葉桜になっていたのか花の記憶が全くない。あのときは1週間会話禁止であった。 

 昼食をいつものうどん屋で済ませたが、今日は今までになく格別の味。店の人に「今日は特にうまい」と声をかけ、表に出ると青空になっていた。やはり桜には青空がいい。引き返してまた伊佐沼の桜を見に行った。

 桜の木が老木である。大半の木が枝を切ってある。
 同じような桜の木をいろいろなところで見かける。多摩湖、狭山湖も桜の名所であるが、切り株になっている桜がそこかしこにある。
 何年か前に行った長瀞の桜並木もそうであった。

 今年の桜は伊佐沼が最初で最後。桜は多く見るものではない。

 伊佐沼を後にして川越のデパートへ。1年に一度のデニム展が家内のお目当て。私もつき合ってシャツを1枚買う。安いものではないが、天然の藍染という言葉に惹かれ、このところ何年も通っている。

 夜食事を済ませいつものように焼酎をロックで少々。なぜか何年かぶりに学生時代に所属していたクラブのホームページを開く。

 いろいろなことが載っているが関心は訃報に。何人か知っている名前がある。60歳のとき、私の世代の前後の同期会に参加したが、そのときになん拾年ぶりかで会った後輩が何人も亡くなっていた。                              

 春爛漫。友人の訃報。10時には寝床に入ってしまった。

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