昨日、今日といつもの公園のウォーキングコースを歩いたが、背中がポカポカと暖かい。ポカポカは懐かしい。子供の頃、チルがいた陽だまりを思い出す。
2月というのに4月上旬並みの気温、とお天気キャスターは言う。4月になれば7月、8月並みの暑さとなる。
しかし8月になって、10月並みの涼しさということは聞かない。四季から二季になったという話があるが、どうも本当のことらしい。
私が揶揄して言う家内の「高齢者絵画教室」は、30年近く続いている会であるから、会員が最初から高齢者であったわけではなく、スタート時は皆さん40代から50代であった。
先日97歳の人が退会され、ケアハウスに入られたらしい。去年の12月には「皆様来年もよろしく。よいお年を」と挨拶した人である。
79歳の人がわき腹に違和感を感じ、受診したところ胆管に異常が見つかり検査入院をされている。胆管の異状ということにいい結果が出たことがない。
80歳の人は、ドクターストップがかかるような数値を出しながら、おいしいものには目がないようである。
60代後半の人はリンパ腫を発症し、抗がん剤治療を受けている。
高齢な人も、少し若い人も、病は突然やってくる。
「今日も1日、やっと生きております」と言っていた近所の奥さんの話を思う。
そう、みんなやっと生きている。
平日の公園は杖をついた高齢者ばかりである。すれ違うたびに、「自分より年上だなぁ」と思うが、私も杖をつく身、若い人が見れば、どっちもどっちということであろう。
河津桜が咲き始めたらしい。桜にもいろいろある。
早咲きの桜を楽しむのもいいが、今年は遅咲きの桜が楽しみである。
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