ブログを始めて今日でちょうど丸1年になる。ひどい文章を書いてきたが、生来の怠け者にはいい宿題をもらったようで、楽しい1年でもあった。
ブログを続けるには自分のストレスにならないような文章を書くことが大切だと思う。意図した文章は疲れるし、後味が悪い。
ストレスという言葉はいつごろから使われるようになったのだろうか。今でこそストレスは万病のもとのように理解されているが、この言葉が使われ出したときはあまりいい意味ではなかったような気がする。なんでもかんでもストレスのせいにするものではない、というような風潮があった気がする。
医学の歴史からもそんなに古い話ではないようで、1930年代に初めて指摘された概念ということだが、医学的にはその学説は無視されたらしい。
それに着目したのはアメリカ軍で、兵士の士気の維持とか、戦闘の緊張からの解放などにおいてストレスに関する学説を研究したらしい。
「ストレスとは外部からの刺激を受けた際に心身に生じる反応」と定義されている。人間は外部から刺激を受けて生きていくものであるから、ストレスの意味がそういうことであるなら常にストレスを受けていることになる。
病は気からと言われているが、その意味するところが変わってきた。まさに病は気からである。昔の人の言ったことは正しい。年寄りががんなどを発症するのも若い頃からの積もり積もったストレスが原因ということにもなる。
最近では心療内科の受診者が多いという。心は一番ストレスの影響を受けやすいのであろう。日本で心療内科という診療科目が設けられたのは今から50年前のことらしい。心の病は受け入れることのない社会であった。
昨日が祭日であることを知らなかった。休日であることが嬉しい人には祭日を忘れることはないだろうが、毎日を祭日のように過ごしている者にはなんの日であろうと関係がない。そういうことからボケは始まると言われても、自分の生活には関係ないことなのだから仕方がない。
昨日は昼過ぎからNHKのFM放送が昭和歌謡曲の特集をやっていた。こういう番組は出演者のおしゃべりが多すぎてあまり好きではないが、猛暑の折、涼しい部屋での昭和歌謡もいいかなとラジオのスイッチを入れた。
案の定司会の女性たちの甲高いはしゃいだ声にまず参った。それに若い女性歌手の歌が多かったのか、それがまたキンキンと癇に障る歌声である。
昭和歌謡とはこんなものだったのだろうか。実に下品な歌詞の歌が多い。芸者さんが歌う歌は言うに及ばず、当時の若い歌手の歌にも聞くに堪えないものが多い。初めて聞いたわけではない。何度も聞いてきた歌であるが、こんなにもひどい歌であったのかと情けなく怒りすらこみ上げてきた。
こんな歌を昭和は歌っていたのか。ひどい歌が多い。1時間ほど聴いてスイッチを切った。せっかくの祭日が台無しである。
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