きのうテレビのワイドショー番組にデーブ・スペクター氏が出演していたが、着ているジャケットが目立った。
悪い意味ではなく、黒のように見える生地に大柄な格子縞が、それも整然とということではなく、手書きで書いたように適当に描かれていて、それが彼によく似合うのだ。
外人だから似合うということも言えるのであろう。日本人が着たらチンドン屋である。
こう言っては失礼だが、その番組のメインキャスターの貧相さが気になってしまう。やはり外人はカッコいい。
デーブ・スペクターという人をテレビで見かけるようになってずいぶん長い気がする。
最初の頃は結構生意気なことを言っていたが、最近ではキャラクターを変えたように見える。
日本人に嫌われないための何かを身に着けたようだ。
アメリカではこういう場合こうしている、ということは言わないような気がする。いまアメリカで起きていることはこういうことである、ということに徹しているように見える。
アメリカではこうしている、と言えば、ここは日本だ、という批判が出ることを知っているようだ。
外国人が外国のことを解説すれば、日本人は信用する。
彼は日本に住んでいるはずだからそんなに特別なニュースソースを持っているとも思えない。でも彼が、例えばイギリス王室のことを話すと、ヘンリー王子夫婦などと知り合いなのかと思わされる。
外国人タレントは長続きしないが、なかなかの人物なのであろう。
ダジャレもうまい。埼玉県上尾市または所沢市の出身という説がある。英検は3級だそうである。
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