フジテレビの企業風土は「セクハラ文化」であると第三者委員会が指摘したが、確かに他局に比べ美人女子アナは多いし、女子アナをファッションモデルのように映すテレビ局である。滝川クリステルさんなどがそうであった。
しかし放送局として「セクハラ文化」と指摘されてはみっともいいものではない。難しい顔をして世界情勢を報じるニュースキャスターまでセクハラをしていては、男女関係だけの桃色放送局ということになってしまう。
企業風土という言葉を聞くのもビッグモーター以来だが、あの会社はその後どうなったのか。ワルだった社長やせがれが、きちんと社会的責任を果たしたとは思えない。
風土と言う言葉、いろいろ意味があるようだが、「元々持っている体質」というような意味もあると思う。しかし地形や気候のことならそういうことも言えるが、企業の場合は元々という部分はない。誰かがそういう風土を作ったことになる。
「セクハラ文化」は日枝氏が作ったと言われているが、あの人はセクハラもそうかも知れないが、パワハラが似合う顔をしている。鹿内家追放劇の筋書きはこの人の手によるのではないだろうか。
「楽しくなければテレビじゃない」というキャッチフレーズによってフジテレビの全盛時代があったらしいが、その頃「セクハラ体質」が作られたという話がある。「楽しくなければテレビじゃない」は、一歩間違えればとりとめのない下品なものになる。
フジテレビは中居問題によって企業存亡の危機にあるらしい。人権問題より企業利益を優先したことに対して深刻な批判が高まっている。
第三者委員会なるものの調査、報告が、かなり問題の本質をついているが、在っても無くてもどうでもいいテレビ局である。ただ新入社員が可哀そうである。
しかし何が大物なのか知らないが、大物といわれるタレントにテレビ局のディレクターだけでなく幹部までが送り迎えをしたり、へいこらと頭を下げているというのはどんなものか。
視聴率をとるために人気タレントのご機嫌を取らざるを得ないということなのであろう。中居もそうらしいが、松本人志の時にもたけしの時にもそんな話があった。
中居は都内に300㎡のマンションを持ち、資産は数拾億円という話がある。
あんな男がなんでそんな財産を稼げたのか。人気さえあればそういうことになるのだろうが、それにしても芸能界というところは異常なところである。
フジテレビによく出ていたということではないが、石橋という漫才タレントが食道がんであることを公表した。
初期という医者の話だそうだが、それにしては自覚症状が多いし、体調がよくないというのも、初期にはあまり感じることではない。ちょっと気になるがんである。
あまり悪いことばかりを考えては申し訳ないが、「しばらくお休みいたしますが、元気に帰ってまいります! みなさん祈っててください。魂!」と呼びかけたようだが、他人に「祈っててください」と言うのも珍しい。気丈のようでいて気弱なのかもしれない。
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