戦争が終わって80年。石破首相は昭和32年生まれ。
誰も戦争を語ることができない時代になる。
閣僚が靖国参拝。いつものように中国が批判。中国からすれば、日本はまだ戦争を反省していない、ということになるらしい。
靖国に西郷隆盛が祀られていないことは知っていたが、乃木希典や東郷平八郎もそうであることは知らなかった。乃木は明治天皇に殉死し、東郷は病死。戦死でなければだめらしい。
A級戦犯として死刑になった東条英機は祀られている。
昭和天皇は、A級戦犯が合肥されてから靖国参拝をやめたということになっている。平成天皇も一度も靖国参拝をしなかった。
東京大空襲で戦争孤児になり、今年84歳になられる女性の話があった。
「空から雨のように降り注ぐ火の粉は、私は怖いものとも知らず『わぁきれい』とおんぶしている防空ずきんから空を見上げて、私はそういうことを感じて本当にきれいでした」
「父のお姉さんの家へ来て間もなく、悲しいことを言われました。『空襲の夜、お前も親と一緒に死んでくれたら良かった。お前が死んでいたら育てなくて済んだんだよ』この言葉から初めて、私は両親の死を知りました」
天皇陛下のおことばに、新たな表現が加わったという。
「戦中・戦後の苦難を今後とも語り継ぎ、私たち皆で心を合わせ、将来にわたって平和と人々の幸せを希求し続けていくことを心から願います」
「戦争はなかった」と言い出しかねない最近の政治状況。
「戦後」の時代が長く続く日本であってほしい。
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