つなぎなのか、かさ上げなのか

つぶやき

 参院選の公約であった2万円の給付金はどうやらチャラのようだ。自民党は総裁選の前倒しのことでそれどころではないらしい。

 野党が掲げていた消費税減税はどうなるのか。
 しかし野党の選挙公約というのも、政権を取れるわけではないのだから、選挙の期間だけということになる。

 2万円も消費税もそんなに大きな影響があるわけではない。つつましく生活していれば高齢者の生活などなんとかなるものである。

 つつましい生活に欠かせないということで書くのではないが、「立ち食いそば」のことである。

 あのそばには「正体」があるらしい。正体といえばあまりいいことではない。

 最近では10割そばを看板にするそぱ屋が多いが、そばは小麦粉などを混ぜる。

 そばは切れやすいからつなぎとして小麦粉を入れるということだが、小麦粉の量が多いとつなぎなのか、かさ上げなのか分からない。

 JAS法(日本農林規格等に関する法律)という法律では、そば粉の割合が3割以上でなければ「そば」として店頭販売してはならない、とされている。

 3割でもそばと表示していいということだから驚きである。

 ところがこの3割ルールというのは外食店には適用されないことになっている。ということは外食店では、そば粉の割合が3割未満のそばを売っていることではないか。

 案の定、立ち食いそばで3割以上のそばを提供している店はほとんどないらしい。よくて2割以下がせいぜいで、「そば粉1割」という店も少なくないそうである。ひどい話である。

 そばのつるつる感を出すために、リン酸塩と呼ばれる食品添加物を加えるらしい。

 多くの立ち食いそば店で使用されているのは、小麦粉を主成分とする「そばの色をしたうどん」ということになるそうだ。

 安さで我慢するか、健康のために立ち食いそばはやめるか。

 我が家の近所のそば屋は天ぷらそば2300円。
 立ち食いそば定番の「天玉そば」は700円。
 ちょっと前まで350円くらいだったような気がする。

 確かに物の値上がりがひどい。
 2万円が給付されたら2300円の天ぷらそばか、うな重の特上を食べに行くつもりであった。

 庶民の楽しみを反故にしたらますます自民党はダメになる。 

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