朝食前にブログを載せ、食後7時過ぎにゴミを捨てに行こうとしたらものすごい大雨。
生ゴミと庭の雑草が3袋。なにも大雨に捨てに行くこともないのだが、根っからのイライラ症。早く清々したいという気持ちで雨の中をゴミ捨てに。どこもかしこもびしょびしょに。
「本降りなって出ていく雨宿り」
雨宿りではないがゴミ捨ても同じようなもの。
参政党という政党がかなり勢いに乗っているという記事が多い。実はこの政党のことは今回の参院選ではじめて知った。
ウィキペディアで調べてみると、日本の極右政党とある。
綱領には、「先人の叡智を活かし、天皇を中心に一つにまとまる平和な国をつくる」
右派ポピュリズム、排外主義、反LGBT法、反同性婚、反男女平等、歴史修正主義。憲法は改正ではなく「創憲」。
日本保守党という党も何年か前に発足した。確か、「若いうちに子供を生まない女は30過ぎたら子宮をとってしまえばいい」と言った大衆小説の作家が党首。
結党宣言には、「日本は神話の国。およそ二千年、万世一系の天皇中心に続いた国。これ自体が奇跡。野放図な移民政策やLGBT理解増進法にみられる祖国への無理解から、日本を守らなければいけない」と書かれているらしい。
難しいことは選挙民の選択に任せておいて、私がいつも疑問に思うのは、保守とか極右という政党はなぜLGBT法、同性婚、男女平等などに反対なのだろうか。
男尊女卑が日本の伝統だ、というなら話の筋として聞く耳を持ってもいいが、しかし男尊女卑という考えは、保守だ、極右だという前に、人間はすべて平等であるという基本的人権の原理のもとに克服された考え方ではないか。それがなぜ政党の政治思想になるのだろうか。
昭和天皇が昭和50年まで靖国神社に参拝していたということを知らなかった。戦後毎年行かれていたのか、何年に一度の大祭のときだけ行かれていたのか、その辺の記録がなかなか見当たらない。
しかしその後昭和天皇が靖国に行かれることはなかったし、平成天皇も、令和天皇も靖国には行かれたことはない。
昭和天皇が戦後靖国に行かれていたということは、国家と宗教の分離を制定した新憲法の及ぶところではない、という考えが存在していたことになる。
なぜ昭和天皇は靖国に行かなくなったのか。平成天皇も令和天皇もなぜ靖国に行かないのか。
明日は糖尿、血圧で病院に行くことになっている。金曜日は眼科。来週は大腸と胃のカメラ。
そんな中で選挙を思い、終活を考え、すい臓がんの家内の友人に想いを寄せ、このところ姿を見ない高齢の知人が気になり、でも生きることは素晴らしいことなのだ、と自分に言い聞かせ、7月15日の夜を、酔いを友にすごしている。
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