朝食の食器を洗っていて、なぜご飯を食べる食器をお茶碗というのだろうかと思った。
調べれば由来とかいろいろ出くるのだろうが、お茶碗というのだからお茶を飲む食器でご飯を食べる、ということ以外に理由があるはずがない。
おわんにはお茶碗の他に飯椀とか汁椀というものがある。汁椀というのはよく耳にするが、飯椀というのはあまり聞いたことがなかった。しかしそういう言い方がお茶碗の他にちゃんとあるらしい。
お茶碗に疑問を持ったことで、ひとつ勉強になったことがある。わんという字には碗と椀があることである。磁器や陶器は碗、木製は椀ということのようだ。そういえば時代劇などを見ているご飯は椀で食べていたように思う。
小泉農水大臣が5キロ2000円のコメ販売に奔走している。
きのうテレビで、川島町の農産物販売所でのコメ販売の様子が放送されていた。5キロで3000円台での販売だが、今まで売れていたものがここに来て売れ行きが悪くなったという。小泉大臣の言う2000円のコメを待っているのではないか、という店の人の話に、なるほどと思った。
5キロ2000円で販売することは難しいことではないが、それを何時まで続けるということなのか。5000円であったものがいっとき2000円になったから約束を果たした、ということにはならない。
どうも小泉さんは、どこかのスーパーで2000円のコメを見かければ、約束を果たしたことになる、と思っているのではないだろうか。日本全国津々浦々2000円でなければ約束を果たしたことにはならない。
この人の口から抜本的なコメ政策を聞いてみたい。
あるところでは2000円、別のところでは5000円ということになれば、不公平。人々は不公平ということに関しては敏感である。
小泉信じろうと言っても誰も納得しない。
《日産の大規模リストラ 危機脱出の道筋見えない》
今朝の新聞の社説。そうだろうなと思う。大した知識も持っていない私のような高齢者でもそう思う。衰退とはそういうことなのだ。誰の目にも明らかで、取り繕う余裕すらない。
同じ新聞の訃報欄。写真入りでお二人が載っている。昭和のいるさんと小林武史さん。お一人はよく知っている人だがもう一人の人は全く知らない。
知らない人がたくさん死んでいるのだろうなと思う。知っている人は「時代が終わっていくな」と思う。
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